
今は、会社員一本ではもう不安すぎる時代です。
「給料は上がらないのに、物価だけがどんどん上がっていく」
「もし明日、会社が潰れたらどうしよう」
そんな不安を、私もかつて感じていました。
一生懸命働いても、お金と時間に追われる毎日。
そこで私が実践してきたのが、キャッシュフロークワドラントを“増やす”ことでした。
現在、私は
- E(Employee:会社員)
- S(Self-employed:ブログ運営者)
- I(Investor:インデックス投資家)
という3つの収入源を持ち、働き方と人生にゆとりが生まれています。
この記事では、その背景と実践方法をお伝えします。
キャッシュフロークワドラントとは?──お金の流れを変える4つの立ち位置
キャッシュフロークワドラントとは、『金持ち父さん貧乏父さん』で知られるロバート・キヨサキが提唱した「お金の流れを決定する4つの収入源」のことです。
それが以下の4つ:
- E(Employee):会社や組織に雇われて収入を得る人(サラリーマンなど)
- S(Self-employed):自分で仕事をして収入を得る人(フリーランス、個人事業主など)
- B(Business owner):人や仕組みに働かせて利益を得る人(会社経営者など)
- I(Investor):お金を投資し、お金がお金を生む仕組みを持つ人
日本人の多くは、このうち「E」にしか属していません。
だからこそ、会社に依存せざるを得ず、リストラや病気に対して非常に弱い立場になります。
私はこうしてE・S・Iの3つを築いてきた
私も最初は、完全に「E」だけでした。ごく普通の会社員で、安定した月収を得る代わりに、時間と体力を会社に差し出す日々。
でも、「このままで大丈夫か?」という漠然とした不安が、心の中で膨らんでいきました。
そんな中で、少しずつ始めたのが「S(副業)」と「I(投資)」です。
E:会社員としての安定収入は“土台”になる
まず、会社員の仕事は今でも続けています。安定収入は、やはり精神的に大きな安心材料になりますし、社会保険や信用力(住宅ローンなど)も得られます。
この「土台」があるからこそ、副業や投資にもチャレンジしやすい。
会社員を否定する必要はなく、むしろ活用すべきです。
S:ブログ運営で「自分の経験」が収入に変わった
副業として始めたのが、ブログ運営でした。
私はこのブログの他に、もう一つブログを運営しています。
最初は全く稼げませんでしたが、少しずつ読者が増え、広告収入やアフィリエイト報酬が発生。
月数千円→数万円と伸びていき、いまでは「少しですが生活費の一部をまかなえる水準」に。
Sの強みは、「自分のスキル・知見をそのまま収益化できる」ところにあります。
しかも、時間の使い方が自由で、仕事の裁量も自分次第。ストレスも少なく、「これは資産になる」と確信しました。
I:インデックスファンド投資で「お金が働く」仕組みを持つ
そして、最も静かに、しかし確実に力を発揮しているのが「I(投資)」です。
私はS&P500を中心としたインデックスファンドに、長期で積立投資をしています。
時間とともに資産は増え、2023年後半以降の株価上昇の波にも乗り、運用益が一気に拡大。
2025年現在、インデックス資産だけで数千万円を超えており、年数百万円の“働かない収入”が得られています。
お金が自分の代わりに働いてくれる感覚。これは、他のクワドラントでは味わえない強さです。
クワドラントを“増やす”ことのメリット
1. 収入の分散で不安が減る
会社が潰れても、投資と副業があれば暮らしていける。
副業が伸びれば、むしろ辞めたほうが自由になる。
一つに依存しないことは、最大のリスクヘッジです。
2. 自由度が上がる
会社の飲み会を断れるようになる。
興味のない仕事を選ばなくてよくなる。
「自分で選ぶ」自由が持てるのは、本当に大きい。
3. 時間の使い方が変わる
SやIに時間を回せば、将来的には「もっと時間が自由になる」好循環が回り始めます。
今の努力が、未来の自由を買ってくれる。
クワドラントを増やす方法:まずはSかIから
E以外のクワドラントを増やすには、まずS(副業)かI(投資)から始めるのが現実的です。
▼ S:自分のスキルを収益化
- ブログ運営
- 動画配信・ライター・イラストなど
- 小さな実績でも、積み上げれば収入になる
▼ I:少額からの積立投資
- つみたてNISAやiDeCoを活用
- インデックスファンドで毎月自動投資
- 資産が「雪だるま式」に育つ実感が持てる
ポイントは、最初から大きく狙わず、コツコツ続けることです。
まとめ:クワドラントを増やす人が、人生をコントロールできる
人生における「選択肢」は、お金と時間が増えるほど増えていきます。
そして、その選択肢は、キャッシュフロークワドラントを増やすことで確実に手に入ります。
私はまだ「B(ビジネスオーナー)」には到達していませんが、E・S・Iの3つを持っているだけで、生活の安心感と自由度はまるで違うと実感しています。
あなたも、まずは「Eだけの自分」から卒業しませんか?
SやIという“もう一つの世界”に足を踏み入れたとき、人生が大きく変わり始めます。
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