たった2年で+2500万円。S&P500インデックス投資が「最強」と言われる理由

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2023年後半からの米国株は、まさに“爆伸び”と呼ぶにふさわしい展開でした。

私はもともとインデックスファンド中心の運用をしていたのですが、2023年の秋以降、その資産が信じられないスピードで増えていったのです。

投資額はおよそ4,000万円。

それが今、評価額で約6,500万円にまで膨らんでいます。たった2年ほどで+2,500万円の含み益。

何も特別なことはしていません。やったのは、S&P500に連動するインデックスファンドを「ただ、持ち続けた」ことだけです。

もともと投資をしていたけれど、2023年までは“微妙”だった

私が投資を始めたのは数年前。

きっかけはよくある話で、「老後2000万円問題」や「円安」「年金不安」といった言葉を見聞きする中で、「何かしないといけない」と感じたからです。

とはいえ、ギャンブル的な個別株やFXには興味が持てませんでした。

選んだのは、王道中の王道──S&P500連動型のインデックスファンドです。

私がメインで保有しているのは、SBI・V・S&P500インデックス・ファンド。

信託報酬が低く、ネット証券でも買いやすい商品をコツコツ積み立ててきました。

その成果は、言ってしまえば「微妙」。

2023年の前半は、プラスとマイナスを行ったり来たりでした。

2023年後半──明らかに流れが変わった

しかし、2023年の秋頃からプラスに転じたあと、明らかに資産の増え方に“異変”が出はじめます。

「あれ?なんか増え方が早いな……?」と気づいたのは、S&P500が年末にかけて異常なほど強かったからです。

特に影響が大きかったのは、

  • 生成AIブームでNVIDIAやマイクロソフトが暴騰
  • 利上げ停止観測で金利のピークアウト
  • GAFAMの業績が市場の想定を上回ったこと

こうした要因が重なり、S&P500は2023年後半だけで20%近い上昇を記録。

私のポートフォリオも、たった数ヶ月で数百万円単位の含み益が加算されていく異常事態となりました。

そして2024年──インデックスで資産が“跳ねる”感覚を初めて味わった

2024年に入っても勢いは止まりませんでした。

特にNVIDIAの株価は年初から+100%以上の上昇を記録し、S&P500全体を強く引っ張りました。

私自身は個別株を持っていなかったものの、S&P500にはそういった主力ハイテク株が大量に含まれているため、その恩恵を“間接的に”しっかり受けていたことになります。

評価額は、2023年初時点で4,000万円。

それが2024年末には7,000万円。

2025年は7200万円まで行った後、トランプ関税で下落し5500万円に。

そして現在は6,500万円。

上下ありつつ、2年ほどで+2,500万円──率にして約62%の増加です。

これが個別株だったら、「たまたま当たった」「運が良かった」で終わるかもしれません。

でも、S&P500という“米国経済そのもの”を表すインデックスでこの結果。

これはもはや「再現性のある成長」と言っていいと思っています。

“何もしないこと”が最大のパフォーマンスだった

この間、私は個別株も売買していません。

タイミングを見て利確もしませんでした。

口座すら月に一度確認するかどうか、という「完全放置」です。

それでも、気づけば+2,500万円です。

この結果が何を意味するか──

「市場に居続けること」こそが、最大のリターンを生むというインデックス投資の本質を、改めて実感した瞬間でした。

よくある疑問:「今からじゃ遅いんじゃないの?」

正直、この話をすると多くの人に言われます。

「今から始めても、もう遅いでしょ?」

「高値掴みになるんじゃないの?」

でも、過去20年・30年のチャートを見ると、S&P500は何度も「史上最高値更新」を繰り返してきました。

そして、そのたびに「もう天井」と言われつつも、さらに上を目指していったのです。

たしかに短期では調整もあるでしょう。

ですが、「数年〜十数年」という長期スパンで見れば、今も過去も「通過点」にすぎないと思っています。

むしろ、今後の日本は少子高齢化・円安・スタグフレーションという構造的な問題を抱えており、海外資産を持っておくことの重要性はさらに高まるはずです。

何が「情弱」かを決めるのは、自分自身

ネットを見れば、こんな意見もあります。

  • 「投資なんてやめとけ、損するぞ」
  • 「暴落したら終わりだろ」
  • 「インデックスは情弱のやること」

でも、私は思います。

本当の情弱とは、無知のまま、行動しない人のことです。

情報はあふれています。調べようと思えばいくらでも方法はある。

だからこそ、「知っていたのに、やらなかった」人と、「信じて、やった」人との間には、気づけば何千万円という差がついてしまうのです。

まとめ:「やっててよかった」。そう思える日が、突然やってくる

私が投資を始めた当初、正直に言えば、「地味な投資」だと思っていました。

派手さもなく、短期間で2倍3倍になることもない。

でも、それがいま、たった2年で+2,500万円という結果につながっています。

S&P500インデックス投資は、爆発的な夢を見るための投資ではありません。

それでも、じわじわと積み重ねてきたものが、ある日突然“跳ねる”ことがある──それを、私は体感しました。

投資は自己責任です。

でも、「始めなかったこと」は、誰の責任にもできません。

いま投資を迷っている人にこそ、伝えたい。

「やっててよかった」と思える未来は、意外とすぐそこにあるかもしれないと。

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