「なんで俺、あんな子に振り回されてたんだろう……」
恋愛の失敗を振り返って、そんなふうに後悔したことはありませんか？
相手を「好き」だと思っていたのに、時間が経って冷静になると、ただの性欲だった。
そして、たいして好きでもなかった相手に振られて、自己肯定感がガクッと下がる――。
これは、多くの男性が陥る落とし穴です。
今回は、性欲と好意の見極め方、そして無意味な失恋で自信を失わないための恋愛のマインドセットをお伝えします。
性欲は「一瞬の衝動」、好意は「積み重ねた感情」
性欲は、生理的で瞬間的な衝動です。
悪いものではありませんが、それを「好意」と勘違いしたまま行動すると、判断を誤ります。
たとえば…
- 会ってすぐに気になって仕方ない
- 相手の見た目ばかりが印象に残る
- ろくに会話もしていないのに「惚れた」と感じる
こうした感情は、多くの場合性欲による錯覚です。
一方、本当の「好意」は、会話を重ねて価値観や人間性を知っていく中で育まれます。
見た目だけに引っ張られず、相手を「人として」好きになる感情です。
大して好きでもない相手に振られると、自信が削られる
性欲に支配されていると、たいして興味もなかった相手を、いつの間にか「本命」のように思い込みます。
そして、そんな相手に軽くあしらわれたり、既読スルーされたり、振られたりすると……
「俺ってダメだな」「また失敗した……」と、自己肯定感が下がっていきます。
本当は、そこまで落ち込む必要なんてない相手なのに、自分を傷つけてしまう。
このパターンを繰り返すと、モテからどんどん遠ざかってしまいます。
性欲と好意の見分け方：3つの質問
1. 「この人の性格、尊敬できる？」
→ YESなら好意、NOなら性欲の可能性が高い。
2. 「この人と何を話したい？もっと知りたい？」
→ YESなら好意。見た目しか興味がないなら性欲。
3. 「この人が他の男性と付き合っても幸せを願える？」
→ YESなら好意。嫉妬や執着だけなら性欲です。
自分の価値を下げない恋愛をしよう
大して好きでもない相手に振られて、自己肯定感を下げてしまうのは本当にもったいないことです。
恋愛は、自分の価値を高める手段にも、逆に下げる罠にもなりえます。
だからこそ、本当に大切にすべき相手を見極める目が必要なのです。
まとめ：欲望に踊らされるな。惚れる相手を選べ
- 性欲と好意は、まったく別のもの
- 性欲だけで動くと、無意味な失恋で自信を失う
- 「本当に好きな人」を、自分の意思で選び取ることがモテへの第一歩
恋愛は、誰かに惚れさせられるものではなく、自分で選んで、進むものです。
