
キャンピングカーって、正直ずっと「余裕のある人が持つ贅沢品」という印象でした。
週末は家族でキャンプ、長期休みにロングドライブ、なんていう光景は、どこか自分とは縁のない世界のように思っていたのです。
でもここ最近、価値観が変わってきました。
災害が増え、インフラへの不安も感じる中で、「動く家」があるという選択肢が、実はとても現実的なのではと考えるようになったのです。
そして何より、アウトドアという“非日常”を、もっと日常のすぐそばに置けるツール。
それがキャンピングカーの本質なのではないかと思っています。
資産があるからこそ、「暮らしのリスク」にも備えたい
私は、幸いある程度の資産があります。
金融資産も現金も、そこそこは確保できていて、極端に不安を抱える生活ではありません。
でも思うのです。
いくらお金があっても、家が使えなくなったら?
水も電気もガスも止まったら、何ができる?
そう考えると、資産があるからこそ「インフラに頼らない空間」を持っておくことが重要だと感じるようになりました。
キャンピングカーがあれば──
- 電源はサブバッテリーやソーラーで確保できます
- 水もタンクで持ち運べます
- 小型の冷蔵庫や電子レンジも使えます
- プライバシーのある空間で眠れます
こうした「生活の基本」が確保されるだけで、非常時の安心感はまるで違ってきます。
備蓄や現金ももちろん大切ですが、
物理的に“過ごせる場所”を持っておくというのは、非常に大きな意味を持つと感じています。
動く家」は、非常時のセーフティーネット
例えば、大きな地震が起きたとき。
道路が寸断され、家が住めなくなったとします。
そんなとき、多くの人は避難所へ向かいます。
でも、避難所には避けられない課題もあります。
- プライバシーがない
- ペットは原則NGのところが多い
- 子どもが泣くと周囲に気を使う
- 感染症リスクが高い
- 体調が悪くても十分に休めない
そんなとき、自分たちだけの空間を持てるキャンピングカーは、文字通り“命を守る装備”になります。
電気が通っていなくても、ソーラーでスマホの充電ができたり、照明をつけられたり。
食事を温めて、寝床を確保して、誰にも邪魔されずに休める空間は、心身に大きな余裕を与えてくれるはずです。
そして、アウトドアは「最高の遊び場」になる
防災だけでなく、日常の“楽しみ”としてのキャンピングカーにも大きな魅力を感じています。
キャンピングカーがあると、
- 週末に思い立ってふらっと出かける
- 道の駅やRVパークでそのまま一泊
- ホテルの予約や時間に縛られず、自由に旅ができる
- 山、海、川、公園…どこでも「泊まれる」
- 自然の中で朝を迎える爽快感
こうした体験が、もっと気軽に、もっと身近になります。
特に子どもがいると、外で過ごす時間はかけがえのない思い出になります。
虫を探して走り回ったり、星を見ながら静かに話をしたり、焚き火を囲んで一緒に食べたり。
これらはすべて、ホテルや日帰り旅行では味わえない「自然と時間を共有する体験」になります。
時間も空間も、もっと自由にできる
例えばこんなふうに使えます。
- 金曜の夜、仕事が終わったらそのまま出発
- 高速のPAで仮眠をとって、翌朝には目的地に到着
- 昼間は外で思いきり遊び、夕方から車内でくつろぐ
- 食事は自分たちで作って、好きな場所で食べる
- 天気や気分に合わせて、帰る日程も自由に決める
キャンピングカーの一番の魅力は、
“日常のスケジュールを、自分の手に取り戻せる”ことだと感じています。
「いつ」「どこで」「どう過ごすか」を、もっと自由に。
この自由さは、資産だけでは手に入りません。
選択肢を持つことで得られる、豊かさのかたちだと思います。
維持費はかかりますが、それ以上の価値があります
もちろん、キャンピングカーにはそれなりのコストがかかります。
- 車両価格:新車で300〜800万円、中古なら200万円前後から
- 自動車税や保険料
- 車検やメンテナンス
- 駐車場(サイズによっては月1万〜2万円)
- 燃料費や高速代
これだけ見ると、「高いな」と思うのも当然です。
ですが、考えてみてください。
毎年数十万円の保険に入っても、それは使わなければ“無駄”になります。
でもキャンピングカーは、防災備えとして使えるうえに、日常の遊びでもフル活用できる。
そう考えると、コスト以上の“実用的価値”がある買い物だと私は思います。
子どもと一緒だからこそ、今こそ欲しい
子どもと過ごす時間は、本当に一瞬で終わってしまいます。
今しかない“親子の濃い時間”を、キャンピングカーがあればもっと増やせる。
自然の中で食事をして、遊んで、星を見て、朝日で目覚める。
そんな思い出は、人生の中でも特別な財産になります。
そして、災害が起きたときも──
子どもと一緒に、安全に、安心して、静かに過ごせる場所があるということ。
それは、どんな資産よりも意味のある「備え」だと思っています。
結論:遊びも備えも、キャンピングカーで叶えたい
私はキャンピングカーを、
「遊び道具」としてだけではなく、
「生活と安全を守るもうひとつの選択肢」として捉えています。
資産があるからこそ、こうした選択肢を持てる。
そして、その資産を“現実の安心”に変えていくことが、これからの暮らしでは重要になると思うのです。
ちょっと贅沢かもしれません。
維持も大変かもしれません。
でも──
- 家族の安心を守れて
- 楽しみも広がって
- 災害にも強くて
- 日常をもっと自由にできる
そう考えると、これは“高い買い物”ではなく、賢い選択だと私は思います。
だから、私はキャンピングカーが欲しいのです。
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