
「いや、そういうつもりじゃなかったんだけど……」
「いや、あの……つまりですね……その……」
──って、回りくどい!聞いてるほうも混乱します。
伝えたいことを“丁寧に”伝えようとして、
気づけば話は長くなり、
しかも本題がぼやけて何も伝わらない。あるあるですね。
この記事では、
なぜオブラートに包むと伝わらないのか?
なぜ言葉を選びすぎると話が長くなるのか?
について、ユーモアを交えつつ本質に迫っていきます。
気を使いすぎて、肝心の「本題」が消える
たとえば、部下に仕事の改善をお願いしたいとき。
悪い例:
「いや〜、もちろんあなたなりにがんばってくれてるのは分かっててですね、僕も昔は似たようなことで……まぁミスって言うほどでもないんですけど、うん、ちょっとね……」
↑これ、結局何が言いたいの?
伝えたいのは「提出期限守ってほしい」「確認ミスを減らして」なのに、
遠回しにしすぎて、聞いてる側は何を直せばいいのか分からない。
● オブラートに包む=聞く側の負担になる
● 話が長くなる=時間のムダ
● 結局、印象に残らない
「優しさ」と「曖昧さ」は別物
よくある誤解:
「ストレートに言うと相手を傷つけてしまう」
でも実際は、曖昧に言われたほうが、相手は困ることの方が多いです。
- 何を改善していいか分からない
- 空気を読むのが面倒になる
- 結局、あとで同じミスを繰り返す
本当に優しい伝え方とは、
“明確な言葉”で、相手が理解できる形にすること。
やわらかい言い回し=思いやり
…じゃなくて、ただの“逃げ”になっていませんか?
話を短くする最大のコツ=包まない
結論から言います。
● 話を短くしたいなら、オブラートを捨てろ。
● 伝えたいなら、包まず出せ。
● 嫌われるより、伝わらない方がリスクが高い。
もちろん、言葉選びは大切。
でも、「包みすぎて核心が消える」ぐらいなら、
少々ストレートでもいいからズバッと言うほうが、信頼されます。
まとめ:包まず、短く、伝える
✔ オブラートに包むと話が長くなる
✔ 長くなると何を言いたいのか分からなくなる
✔ 結果、相手に伝わらず、時間のムダになる
“本当に伝えたいこと”ほど、包まず言え。
気まずくなるのが怖くて言葉を濁した結果、
本当に大事なことがすれ違っていく──
そんなの、もったいないですよね。
だからこそ、今日からこう心がけましょう。
包まず、短く、ズバッと。
その言葉は、きっと相手の心に届きます。