
「実家暮らしの独身男性=子供部屋おじさん」。
ネットスラングとしては嘲笑気味に使われがちですが、実際のところはどうでしょう?
たしかに、イメージは悪い。
恋愛市場でも不利になることが多いですし、社会的な“自立感”に欠けて見えるのも事実です。
でも──
経済的な合理性だけで見れば、子供部屋おじさんほど資産形成に有利な存在はありません。
私は、30歳を過ぎても実家暮らしを続けていました。
世間的には「ちょっと残念な人」だったかもしれません。
でもその数年間で、私は資産形成の「土台」を一気に築いたのです。
子供部屋おじさん=固定費最小モデル
実家暮らしの最大の利点は、なんといっても生活コストが限界まで低くなることです。
たとえば:
- 家賃:0円(場合によっては1円も払わない)
- 光熱費:親と共用。下手すると支払いゼロ
- 食費:自炊不要、外食欲も減る
- 家事:最小限。時間が浮く
- 家具・家電:買う必要がない
これだけで、毎月7〜10万円ほどの出費がカットされます。
都心のワンルームに一人暮らししていたら、家賃だけで月8万円。
その生活費を丸ごと投資に回せるわけです。
残念ながら、その頃私はまだ投資の知識が浅く、情弱毎月分配型投資信託を買っていました。。。
というわけで投資の利益は大したことなかったのですが、後の米国株インデックス投資資金の土台を築いたのです。
モテなさすぎて逆に集中できた投資生活
もちろん、実家暮らしはモテません。
合コンでもマッチングアプリでも、
「え、まだ実家なの?(笑)」といった反応は何度か受けました。
でも、そこで私は吹っ切れました。
「ああ、今はモテを求める時期じゃない」
「今は、土台を築くフェーズなんだ」
恋愛が無いと、無駄な飲み代・デート代・服代も消えます。
その分、資本が溜まっていくスピードが加速する。
人はモテないと悩むけど、実はその時間が一番自由で、一番お金を使わずに済む時期なんですよね。
この時期に資産を築けた人は、あとで恋愛市場にも復活できるんです。
お金の余裕が「心の余裕」になるので。
30歳を過ぎても恥じなかった理由
「いい歳して実家って恥ずかしくないの?」
正直そういう気持ちがなかったとは言いません。
でも私は、「それでも資産が積み上がっていく事実」の方を優先しました。
人生は長い。
20代〜30代前半は“恥を忍んで耐えるフェーズ”にして、
その後の人生を“攻めのフェーズ”にすればいい。
「他人にどう見られるか」よりも、
「5年後の自分がどんな経済状況にあるか」の方が大事です。
そして気づけば、
30代前半にして金融資産が2,000万円を超えていました。
「モテ」は他のパラメータでカバーできる
もちろん、資産があるだけでは恋愛には直結しません。
でも、それを補う方法はちゃんとあります。
- 清潔感ある見た目
- 適切なコミュニケーション力
- 話題の引き出し、知性
- 適度な余裕とユーモア
資産という“ベース”があれば、あとは上モノを建てていくだけです。
私も、資産ができた後にファッションや会話力に気を使うようになり、
人間関係の幅が広がりました。
恋愛市場で“巻き返し”ができるようになったのは、間違いなく子供部屋おじさん時代の蓄積があったからです。
まとめ:恥を捨てて資産を積め
「親のスネをかじるな」
「実家暮らしは甘え」
そんな風潮があるのも理解しています。
でも、資産形成を目的にした“戦略的実家暮らし”は、甘えではありません。
むしろ、早く経済的自立を果たしたいなら、
実家を活用しない手はない。
私は、家にお金を入れずに投資に全振りした数年間を後悔していません。
恋愛や社会的イメージは、あとでなんとでもなる。
✅ モテないなら、資産を積め。
✅ 恥をかいてでも、先に自由を取れ。
✅ 恋愛は後でも取り返せる。資本は時間がかかる。
人生、タイミングです。
恥ずかしさに耐えた先に、自由で自分らしい暮らしが待っています。
だから私は、あのときの自分にこう言いたい。
「モテないのは、他でカバーすればいい」
そして、「資本主義社会で資本は正義」。
資本があれば全て上手くいくのです。
こちらもどうぞ↓