
「最近の若い奴は挨拶もしない」
そう嘆いているおじさん、あなたの周りにもいませんか?
でもそれ、本当に“若者のマナーの問題”なんでしょうか?
もしかすると──あなたが挨拶されない理由、ちゃんとありますよ。
この記事では、よくある“挨拶できない若者”論への違和感と、
実は周囲から“距離を置かれている本人”に原因があるかもしれないという話を、
ユーモアたっぷりに語っていきます。
「若者が挨拶しない問題」、本当に若者の問題?
たしかに、挨拶しない人もいます。
でも、若者全員が挨拶できないわけではありません。
「俺には挨拶してこない」
「目も合わせてこない」
…それって、あなた限定の現象では?
もしかすると、他の人にはきちんと挨拶してる可能性、ありませんか?
そもそも、あなたの“挨拶対応”はどうなのか?
挨拶って双方向です。
でも、自分がされた挨拶にこう返していませんか?
- 「ああ(目を合わせない)」
- 「うん(なんか不機嫌)」
- 「…(ガン無視)」
そんな態度を何度か繰り返されたら、若者もこう思います:
「あ、この人には挨拶しなくていいや」
つまり、“挨拶されない人”には、されない理由があるということです。
「昔は〜」っていうけど、時代は変わってる
「俺たちの時代は、挨拶から始まったんだよ」
「まずは元気な声を出すことが大事なんだよ」
…その気持ちはわかります。でも、今は令和です。
上下関係のパワーバランスも、働き方も、価値観も変わってます。
若者は「心からの尊敬がない相手」には、無理に声を出しません。
形だけの挨拶に意味はないと、ちゃんと分かってるんです。
嫌われてる?その可能性はゼロじゃない
たとえば、以下の特徴に心当たりがあるなら、
本当に「嫌われてるだけ」の可能性もあります:
- 人のミスにだけ敏感
- 指導が上から目線
- 自分は挨拶しないのに文句は言う
- 雑談は自分の昔話オンリー
- 人の話、全然聞いてない
……こんな人に、誰が挨拶したくなるでしょうか?
まとめ:挨拶は“されるもの”ではなく、“信頼の結果”
挨拶されないのは、若者のマナーがなってないから?
それとも、あなたが“挨拶したくない人”だから?
「最近の若い奴は〜」と言う前に、まず自分がどう見られているかを考える。
挨拶は信頼と尊敬の上に成り立つ“関係性の反射”です。
つまり──挨拶されない人には、それなりの理由がある。
まずは、あなたからちゃんと挨拶しましょう。