
米国株に投資して、ドル建てで資産を増やす。
その利益を円に換えて、日本で使う。
これ、やってることって…
アメリカでお金を増やして、日本に“逆輸入”してるんですよ。
「海外に投資してるなんて非国民だ」なんて声も時々聞きますが、
実際にはこの行動、めちゃくちゃ日本経済に貢献してると思いませんか?
アメリカの成長=自分の利益。自分の利益=日本の消費へ
米国株(S&P500やNASDAQ)に投資すると、
そこに含まれる企業の売上・利益成長に乗っかれます。
つまり、
- AppleやGoogleの売上が伸びる
- Amazonやマイクロソフトが世界中で稼ぐ
- その結果、株主=自分に利益が還元される(配当や資産増)
それを日本円に換えて、日々の支出に回す。
- 国内で外食する
- 日本のサービスを利用する
- 国産品を買う
つまり…
「海外から得た利益を日本に還元している」って構図なんですよ。
もはや“民間の貿易黒字”。個人ができる愛国行為かもしれない
日本の大企業が海外で稼いで、国内で雇用や納税をするのと同じように、
個人投資家も「外貨を稼いで、円で消費する」ことで、
間接的に日本経済を回していると言えます。
しかもこれ、企業と違って:
- 雇用コストもかからない
- 国の補助金も必要ない
- 単純に「うまく投資して、うまく使ってる」だけ
ある意味、最もシンプルなグローバル経済への参加方法です。
「アメリカに投資するのは裏切りだ」←いや、それむしろ逆
「米国株なんて買って、日本にお金を回さないのはダメ」
という意見、根強くあります。が、それは発想が昭和です。
今の日本:
- 成長性が限られている産業が多い
- 投資先としてのパフォーマンスも正直微妙
- 高齢化&少子化で消費市場が縮小中
そんな中で、あえて日本企業に集中投資するのは、むしろ非合理的。
逆に、
- 成長する米国に投資し
- 外貨を得て
- 日本に戻して消費や納税に使う
この流れの方が、よほど“令和型の貢献”です。
まとめ:「米国株で稼いで日本で使う」──それ、立派な経済活動です
投資とは、投機でもギャンブルでもなく、資本の移動です。
そして私たち個人投資家は、今日もこうして:
- アメリカ経済に“乗っかり”、
- 米ドルでリターンを得て、
- 日本でお金を使い、納税し、暮らしている。
これって実は、「民間レベルの経済外交」なのかもしれません。
米国株投資を、単なるお金儲けじゃなく、
日本経済に還元する手段として考えてみるのもアリじゃないでしょうか?