
「早くお金を増やしたい」
「このままじゃ将来が不安だ」
そんな焦りから、私は投資に手を出しました。
そして、見事に失敗しました。
- 個別株での大損
- FXでのメンタル崩壊
いろんな遠回りをした結果、今はインデックス投資に落ち着いています。
この記事は、私自身の失敗から得た教訓です。
焦りがリスクを膨らませ、冷静さを奪う
投資を始めた当初、私は「早く結果を出したい」という気持ちが強すぎました。
SNSやYouTubeで“爆益報告”を見るたびに、
「自分も早く増やさなきゃ…」
「今乗り遅れたら一生貧乏かも…」
そんな不安と焦燥感で、リスクを見誤った選択を繰り返しました。
個別株で学んだ「思い通りにいかない現実」
最初に手を出したのが個別株投資でした。
決算を見たり、成長株を調べたり──最初は楽しかったんです。
でも実際に買った銘柄はというと、
- 好決算でも株価は下がる
- SNSで「これから上がる」と言われた銘柄が暴落
- 塩漬け状態の株がどんどん増えていく
結果、数十万円単位で損失を出しました。
「市場は合理的に動かない」
「プロでも読めない」
それを身をもって痛感しました。
FXでは“心”が壊れかけた(いや壊れた)
次に手を出したのがFXです。
理由は単純。「レバレッジをかければ一気に増える」と思ったから。
でも実際は──
- 夜中にチャートを見続けて寝不足
- 一瞬の判断ミスで数万円が消える
- 損切りできずに塩漬け→ロスカット
精神的にどんどん追い詰められ、
「相場が気になって日常生活がまともに送れない」という状態に。
ここでようやく、自分には短期売買は向いていないと認めました。
たどり着いたのが“インデックス投資”だった
いろいろ失敗したあと、
「もう増えなくていい。せめて減らしたくない」
という気持ちでたどり着いたのが、インデックス投資でした。
- オルカンやS&P500を毎月積立
- 基本は放置
- 長期でコツコツ増やす方針
やってみて感じたのは、「心が安定する」ということ。
投資って、メンタルとの戦いです。
どんなに利回りが高くても、継続できなければ意味がない。
インデックス投資は、「自分が続けられる唯一の投資スタイル」でした。
まとめ:焦らず、慌てず、じっくり増やすのが一番強い
お金を増やす方法はたくさんあります。
でも、「自分が続けられること」が一番大事だと、私は遠回りして気づきました。
個別株もFXも、向いてる人はいます。
でも私には向いていなかった。
焦るな。
無理するな。
自分のリスク許容度を知れ。
そして、着実に積み上げろ。
もし今、あなたが「早くお金を増やしたい」と焦っているなら、
一度立ち止まって、“自分の心が壊れないペース”を考えてみてください。
遠回りしたからこそ言えます。
結局は、地味で地道なやり方が一番強いです。
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