
「残業代って1.25倍でお得」
「残業代があるから生活できる」
…本当にそうでしょうか?
資本主義社会の裏側を、“資本家目線”で見直してみましょう。
すると、残業代という“ご褒美”の裏に隠された冷酷な戦略が見えてきます。
なぜ残業代は「高く」設定されているのか?
残業代は通常、時給の1.25倍以上。
深夜や休日労働になると、さらに上乗せされていきます。
一見、「労働者に配慮してくれている」ように見えるこの制度。
でも資本家にとっては、決して損な話ではありません。
むしろ、こう思っています。
「残業代さえ払えば、社員はもっと働いてくれる」
「新しく人を雇うより、残業代を出す方が安い」
つまり、残業代とは“働かせ続けるためのコスト”に過ぎないのです。
残業代は“エサ”であり“罠”である
労働者にとって残業代は、
「頑張った自分への報酬」かもしれません。
でも資本家にとっては、従業員の時間を安く買い叩く手段です。
労働者「1.25倍もらえるなら残業しよう」
資本家「よし、もう1時間使える」
この構図に、あなたは気づいていますか?
資本家にとって、あなたの給料は“労働力の再生産費”
資本主義において、労働者の給料は生活費ではない。
その正体は――
翌日も働けるように体を回復させるための“コスト”です。
・アクエリアスを買う
・昼飯を食べる
・家で眠る
→ 全部、また働いてもらうための準備
あなたの残業代もその一部。
ただの「メンテナンス費用」でしかありません。
残業はシンドイから、再生産費も高い。
それだけの話なんですよね。
本当の資本家は残業なんてしない
資本家は、自分の時間を切り売りしてお金を稼ぎません。
代わりにこう言います。
「お金に働かせろ」
- 株を買えば、企業の一部オーナーになれる
- 配当や値上がり益は、自分が寝てても増えていく
- 資本は24時間365日、あなたの代わりに働き続けてくれる
残業しても給料は少ししか増えませんが、
資本を買えば“無限残業モード”が手に入るのです。
もしあなたが資本家なら?
残業代を払ってまで働いてほしいと思うのは、
- 社員を新規雇用するリスクが高い
- 余計な研修コストがいらない
- 稼働率をそのまま上げられる
- 労働者は「割増賃金」に釣られる
→ だから、残業代はむしろ“安い”
資本家は数字と効率で考えます。
そしてその結果、あなたの時間は最も安価な「商品」になるのです。
まとめ:1.25倍か?それとも資本家への一歩か?
残業代を受け取るたびに、こう考えてください。
- それは“頑張った自分へのご褒美”ではなく、
- “もっと働け”という資本家からのエサかもしれない。
本当に自由を手に入れたいなら、
残業代でアクエリアスを買うのではなく、資本を買いましょう。
- ETFでもいい
- インデックス投資でもいい
- 自分のビジネスでもいい
「残業代で資本を買う」
これが、ラットレースから抜け出すための唯一の出口です。