
「投資が大事なのはわかってる」
「でも、なぜか続かない」
始めたはいいけど、途中でやめてしまう人はとても多い。
理由は「知識不足」ではなく、人間の心理や生活習慣に隠れています。
この記事では、投資を続けられない“よくある理由”と、今日からできる対処法をご紹介します。
成果が見えにくいから
投資は「すぐに結果が出ない」ものです。
特にインデックス投資は、
- 年間の増減がたった数%
- 数ヶ月〜1年で「全然増えてない」と感じる
- 他人と比較して「自分はダメだ」と錯覚する
という心理に陥りがちです。
でもそれは、“時間を味方につける前に諦めてしまった”だけかもしれません。
✔ 対策:
・月1回だけ運用実績をチェックするルールにする
・「20年で2倍〜3倍」が目安、と自分に言い聞かせる
相場の変動でメンタルがやられる
含み益が減ったり、マイナスになった瞬間、
「怖い」「やっぱり投資なんて向いてない」と思いがちです。
とくに以下のような状況で、辞めたくなる人が多いです。
- 初めての暴落(例:2020年コロナショックなど)
- SNSやニュースで「暴落は序章」と煽られる
- 家族やパートナーに心配されて不安倍増
✔ 対策:
・暴落は“年に1回は起こるもの”と事前に理解しておく
・暴落時こそ「安く買えるチャンス」と考える
生活費がカツカツで続けられない
「生活費を削ってまで投資するのはおかしい」と感じるのは当然です。
無理な額を積み立てると、途中で資金繰りが苦しくなり、辞めるきっかけになります。
✔ 対策:
・「毎月○円」ではなく「毎週1,000円」など、ハードルを下げる
・“投資用の生活設計”を作り直してみる
目的がないから続かない
「なんとなく周りがやってるから」「お金増えるらしいから」で始めた投資は、
モチベーションが維持できず、途中で飽きます。
- 何のために増やしたいのか?
- いくらあれば人生が変わるのか?
- 月10万円の不労所得ってどんな生活?
こうした“自分のゴール”を持っていないと、ただの苦行に感じてしまいます。
✔ 対策:
・「老後までに3000万円貯める」「月5万円の配当を得る」など、目標を数値で持つ
・達成したら何をしたいかを書き出しておく
他の誘惑に負ける
- つい欲しいモノを買ってしまう
- 割引セールや旅行にお金を使ってしまう
- 「今楽しむ方が大事」と感じて投資を後回しに
という誘惑は日常に溢れています。
でもそれが、「未来の自由」と引き換えにしていることに気づいていない人が多いのです。
✔ 対策:
・「投資=未来の自分に仕送り」と考える
・“浪費したら投資口座に同額入れる”ルールを設ける
結論:「続けられないのは、あなたのせいじゃない」
多くの人が投資を途中でやめるのは、意思の弱さではありません。
むしろ、投資を続けられる人が少数派なのです。
だからこそ、
- 自分の性格に合った仕組み
- 精神的に折れないルール
- 少額からのスタート
この3つを整えることで、誰でも投資を“習慣化”できます。
あなたも、投資を「続ける側」に回ろう
最初の5年で辞めた人と、
そのまま20年続けた人とでは、資産は数倍〜数十倍の差になります。
焦らず、でも止まらず。
人生を変えるのは「センス」ではなく、「継続力」です。
こちらもどうぞ↓