
「不労所得を得たいなら不動産投資」
「サラリーマンこそローンを活かして資産形成を」
ネットや本では、そんな言葉がたくさん並んでいます。
でも、私は不動産投資はしません。
理由はシンプルです。
めんどくさいからです。
これは煽りでも偏見でもなく、実際に調べて、自分の性格や投資スタイルと照らし合わせた結果の結論です。
今回は、「なぜ私が不動産投資を選ばず、インデックス投資にしているのか」について書いてみたいと思います。
不動産投資のメリットとは?
まずは公平に。不動産投資には確かに魅力的な点もあります。
✅ 1. レバレッジを効かせやすい
サラリーマンで安定した収入があれば、銀行から融資を受けて数千万円〜億単位の物件を買うことが可能です。
自己資金100万円で3000万円の物件、というような“てこの力”が使える。
✅ 2. キャッシュフローを得られる
家賃収入が安定すれば、毎月の家賃からローン返済・管理費を差し引いた純利益(キャッシュフロー)が残る。
しかも、定期的な不労所得として期待できる。
✅ 3. 節税になるケースもある
減価償却や経費計上など、サラリーマンの給与所得と相殺して所得税の節税に使える場合もあります。
でも、デメリットとリスクも多い
不動産投資が「安定していて堅実」というのは、実際にはかなり甘い幻想だと感じます。
❌ 空室リスク
借り手がつかなければ、毎月のローン返済だけがのしかかります。
❌ 修繕リスク
水漏れ、壁の劣化、給湯器の故障…築年数が進むごとにトラブルが増えます。
突発的な出費が数十万円〜数百万円規模で発生します。
❌ 管理がめんどくさい
家賃の滞納、トラブル対応、管理会社とのやりとり…。
“放置してOK”な資産ではありません。オーナーとしての責任が重い。
❌ 売却の流動性が低い
株式と違って「今すぐ売る」ができません。
出口戦略に失敗すると、資金が何年もロックされる可能性もあります。
サラリーマンこそ不動産投資が合う?それでも私は…
確かに、不動産投資は会社員の信用力を活かして始めやすい投資です。
- 融資が通りやすい
- 安定収入で銀行に信頼される
- 節税メリットもある
これは事実です。
でも私は、そんな「仕組みを活かせるチャンスがあっても」なお、やりません。
私が選んだのは「インデックス投資」
理由は明快。
ほったらかしでOKだから。
私はS&P500などのインデックスファンドに毎月積み立てているだけです。
- 管理不要
- 手間なし
- 売買自由
- 少額からでもOK
- 世界経済全体の成長に乗れる
何より、心理的ストレスがない。
「空室になったらどうしよう…」「設備壊れたらいくらかかる?」そんな心配が一切ないのです。
結論|めんどくさいものには近づかない
投資は「何が正解」ではなく「自分に合うかどうか」で選ぶべきだと思います。
不動産投資にはメリットもあるけれど、私にとっては負担が大きすぎた。
だから私はこう言います。
「めんどくさいことはやらない」
「シンプルに資産を増やせば、それでOK」
インデックス投資という選択は、私にとって時間も心も自由にしてくれる最強の戦略でした。
不動産投資は悪いものではありません。
でも、自分の性格やライフスタイルと合っているかは、ちゃんと考えるべきです。
「投資は長く続けてこそ成果が出るもの」
だからこそ、無理せず・ストレスなく・淡々と続けられる方法を選ぶべきだと私は思います。
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